私が入った外資系では人事異動は基本ありませんでした。任される業務は入社する時に渡された契約書にある「job description(仕事内容)」の通りとなっていました。
たとえば私の場合、『事務員』として入ったので顧客対応を兼ねた事務の仕事をしていました。そして自分の仕事以外のことはやらないのが普通です。
海外就職先の日系企業で「何でも屋」として走り回っていた時の反対でした。
急な別の仕事が入らなくって助かる...。
なんて考えながら仕事をしていたある日。たまたま「job posting(社内公募)」の案内を目にしました。
募集していた仕事は「本社の人事」「プロモーション担当」など、色々ありました。
人事異動がほとんどないこの会社では、仕事を変えたい場合は興味がある社内公募に応募して、自分がいかにその仕事にふさしいかアピールする流れになっていました。
これを見て私は「おぉー!」と思いました。
この社内公募に応募して受かれば、
「本社」に異動するのも夢じゃない?!
『数字』に追われる日々にプレッシャーを感じていた私ですが、最初の目標『海外就職 → 外資系就職 → 外資系で活躍』をアピールが苦手な話下手なのに懲りず目指していました。
社内公募を見て私は...
......
応募しませんでした。
成果を出せてない今、応募しても石を投げられるのが目に見えたからです...。
...
......
さて、今日も頑張ろうー!と、いつもの仕事に戻るのでした。
(※タイトルと記事の一部を変更・訂正しました)