もう一つの夢だった外資系企業での仕事。無事に転職を果たすも、現実はやはり厳しい…。
仕事をして外資系で求められものは何か、叩き込まれるのでした。
【外資系で求めたもの】
①タイムマネージメント(時間管理)
私が働いていた外資系では残業禁止です。
海外就職先の長時間労働にボコボコにされたことある私にとって、うれしい決まりでした。
(長時間労働でボロボロになった話についてはこちら)
しかし。
残業が禁止されているため、1分でも終業時間を過ぎると...
怒鳴られました。
なぜ時間内に終わらせられなかった?!と厳しく言われました。
有名な話とは思いますが、多くの外資系企業では「時間内に仕事を終わらせられない=仕事できない人」として見なされます。それは私が入った会社も同じでした。
始めは動揺しながらも、早く仕事が終わるように必死に工夫しました。
どの仕事に時間がかかっているか。
動作にムダがないか。
と常に”時間管理”を意識するようになったのでした。
②仕事の効率化
”時間管理”と少しかぶりますが、外資系企業ではいかにムダをなくすが大事です。
不要な作業はないか?
作成している書類は本当に必要か?
お客さんへの説明の時にムダな時間をかけていないか?
毎日ただ仕事をこなすだけでなく「Why?(なぜ)」と考えることも大事でした。
言われたことだけをやっていると冷たい視線が飛んできます。
③自主性
私がいた外資系企業ではどんどん発言することが歓迎されていました。
何も話さない・行動しない人は空気と同じになってしまいます。
本当は人と話すのが苦手な私ですが、会社に取り残されないよう改善案などを常に考え、そして思い切って提案もしました。
その結果、業務効率化に関してはいくつか採用されました!
...が。
売り上げ貢献に関する提案は全てボツにされてしまいました...アハハ
④結果を出すこと
私がいた外資系企業では結果を出すことが一番です。
真面目に仕事をして成果が出ない人より、普段少しサボるが結果を出せる人の方が重宝されます。ある意味「営業の世界」と同じかもしれません。
今まで「数字」を追う仕事を経験していなかった私にとって精神的につらかったです...。
話をまとめますと、自分の意見を言うのが苦手・自信ないから黙ってよう...をしてしまうとすぐに孤立してしまいます。
成果主義が多い外資系企業の中には日系企業寄りになっているとこもあるらしい。
が、私の入った会社はまさに「効率化」「成果」を重視して求めてくる典型的な外資系企業でした。