海外就職するなら「日系企業はブラックだからやめたほうがいい」と耳にしませんか?
実際に私も海外就職する前にネットで日系企業で働く現地採用について調べたとき、
海外就職はブラック企業が多いからやめておけ!
日系企業で働くと駐在員にバカにされる!
○○国に就職したが給料が安すぎて日本に帰ることができない
ビザ補助がない
というネガティブな情報を目にして「日系企業は怖い」と考えていました。
しかし。エージェントなどと話をしたら「海外就職初心者はビザを保証する日系企業がオススメ!」ということからフィリピンにある日系企業に思い切って飛び込みました。
その結果...
「海外にある日系企業は全てブラック企業じゃない」と知りました。
なぜなら待遇が悪くなかったからです。
【フィリピン現地採用の時の待遇】
ビザは会社側が手配。
治安が良い場所で住む部屋を提供。(家賃は会社負担)
現地の保険あり。
社用車あり。
給料もそこそこ。
人間関係も悪くない。覚悟していた駐在員による現地採用の差別もありませんでした。おまけに駐在員からときどき食べ物もゲットできました。
これって、ブラック企業になりますでしょうか?
仕事中は板挟みにあったりと、つらいことはありました。でもそれは会社員なら誰もが経験することです。
持ち帰り残業する時もありましたが、それは私の実力が不足して時間内に終わらなかったからでした。実際に仕事が終わって早く帰れた日は趣味を楽しめました。
が。
働いてから数ヶ月後。
日本本社による『組織の変更』と『フィリピン拠点への大量の仕事の引き渡し』をきっかけに職場が激変。
一瞬にして労働時間がブラック化。
仕事に対応しきれず増えるクレームに会社はどんどん戦場に...。
その後どうなったかについてはこちらからどうぞ...。
この経験から私はこう思いました。
「海外にある日系企業は全てブラック企業じゃない。でも海外就職でホワイト企業に入れたとしても、その会社もある日ブラックになってしまう可能性はある」
そして海外就職してもう一つ気づいたことがありました。それは『海外駐在員』についてでした。
恥ずかしいことに私は海外就職する前「駐在員」に対して次のイメージをもっていました。
『高給』『エリート』『海外でプチセレブ生活』
しかし。
海外就職先で一緒に働いてた駐在員達を見て一気に印象が変わりました。なぜなら、一緒に仕事した駐在員達は華やかとは程遠い生活を送っていたから...。
会社によって駐在員の待遇は大きく変わると思いますが、少なくとも私がいた会社の駐在員達は日本よりも大変な日々を過ごしていました...。
そんな駐在員達について、次回お話したいと思います。