フィリピンで現地採用として働いて帰国した私はもう一つの夢ー外資系就職するための転職活動を始めました。
予想外より早めの帰国になりましたが、海外就職で得た経験を武器にして勝負に出ることにしました。
【フィリピン現地採用の時に得られた経験】
・英語を使った仕事の取引先や現地スタッフとのやりとり
・(日英)通訳と翻訳経験
・スタッフの管理(マネージメント経験)
早速求人を探しを始めるが、どんな外資系がいいか思いつきませんでした...。
これでは進まない!
そう考えた私は海外就職する時と同じように転職エージェントの力を借りることにしました。転職エージェントを利用するのは二度目だったので前回と似たような準備をして面談に挑みました。
(エージェントとの面談準備と面談当日についてはこちら)
長時間労働の恐ろしさを思い知った私は、面談の時に残業がないところを強くお願いしました。
私の要望を聞きながらエージェントは求人をいくつか紹介してくれました。
紹介された仕事はフィリピン現地採用の経験から「通訳・翻訳担当」「調整役」が多かった。
悩んだ末、その場で受けてみたい求人を決めず帰ってからゆっくり考えてみることに。
エージェントとの面談のおかげでどんな求人に勝負できるかイメージができた。ただ気になるのはよく聞く外資系は”実力主義が多い”という話。
もし”実力主義”の外資系に飛び込むなら、自分でしっかり見て納得したところがいいのでは...?
よし、決めた!
今度は会社に直接応募して面接を受けるぞ!
エージェントに頼らず会社に直接応募することにした私はいくつもの外資系の求人に目を通した。狙った職種は自分の経験を活かせそうな「事務職」。
そして求人を出している会社を徹底的に調べました。
・いつから日本に進出している会社か?
・従業員の評判は?
・社長はどんな人?
・なんの事業が強みか?
・社員は日本人のみ?それとも外国人もいる?
・手当はどんなものがあるか?
その他にも書かれている住所に行って確認する探偵活動もした。
こうして慎重に選んだ求人にいよいよ応募しました。
会社の連絡先の欄から面接希望と知恵熱まで出して作った履歴書(日英)を送付。
ちなみに送った履歴書には一度苦戦したことある「Character Reference(推薦者)」も用意しました。
(「Character Reference(推薦者)」を始めて探した話についてはこちら)
外資系企業では「Character Refernence(推薦者)」が求められるのは当たり前だからです。前回と違ってそのことをすでに覚悟していた私はフィリピン就職でお世話になった上司3名に連絡をとり...
土下座する勢いで推薦者になることをお願いしました。
誰がしっぽを巻いて逃げたヤツの推薦者になるか!
そんなことを言われないことを祈っていると...。
「いいよ!」
...拍子抜けするぐらい、あっさりとOKをもらいました。
転職が珍しくないフィリピンでは普通のことだから?
それとも辞める日まで命をかけて仕事をしたおかげ?
理由は分からなかったが、上司3名へのお礼を忘れませんでした。
本当にありがとうございました!
こうして、履歴書に許可をもらった3名を推薦者として書きました。
緊張しながら結果を待つこと数日後...。
書類を送った会社から「面接」の案内が!
この連絡に私は喜びで飛び上がりそうになった。しかし、面接に受からないと意味がありません。求人探しをここで終わりにして、次に面接の準備に移りました。