初出勤の日。指定された場所から社用車に乗ってフィリピン現地採用の社員として働き始める職場へ。日本で働いていた時との違いにびっくりしながら、自分は海外で仕事して暮らすことを改めて感じるのでした。
【フィリピン現地採用になって変わったこと】
①電車通勤から車通勤へ
超車社会のフィリピンでは車での通勤は普通。ただ驚いたのは車での通勤は日本人の社員との相乗りであるということ。
朝は決まった場所でその付近に住んでいる社員がみんな来たら会社へ。そして帰りも決まったメンバーがそろったら車でコンドミニアムに帰るというルールになっていました。
自分の上司達にあたる日本人の社員と一緒に車に乗ることに始めは緊張してリラックスどころではなかった。しかし。すぐに満員電車に押しつぶされない快適さに慣れて気にしなくなりました。
...たまに運転手の運転が怖すぎて命の危機を感じた日もありましたけどね...。
②同僚は現地スタッフ
当たり前ですが、フィリピンで就職したことで同僚はみんなフィリピン人に。
一方で日本人は少人数で現地スタッフを管理する立場でした。一緒に働くメンバーが一転してほとんど日本人じゃないことに不思議な気持ちになりました。
③日本語から英語中心の生活
会議、書類、メールの90%が英語に。日本語を使うのは日本人の社員・日本にある本社とやりとりする時だけ。日常生活も英語を使うため、日本にいる頃と比べて英語力が鍛えられました。
...経験0で日本語と英語の通訳を任されたら炎上してしまった事件を起こしてしまいましたけどね…。
④メリエンダというおやつの時間
会社がフィリピンに進出している為、フィリピンの文化に合わせて昼休み以外に30分のメリエンダ(3時のおやつ)の時間がありました。
この時間になると現地のスタッフは一瞬で食堂へ。食べながら楽しそうに笑う皆の姿におやつの時間があるの気分転換に良いと思いました。
もっとも、日本人=管理職扱いの私にはメリエンダは関係なかった。なので、おやつを食べに行く皆さんを暖かく見送らせて頂きました。
入社した日から文化の違いに触れながら早く慣れなければと意気込みました。
でないと、仕事は恐らくうまくいかない。そんなことを考えながらフィリピン現地採用としての仕事を始めたのでした。