フィリピン現地採用だった私は「週5」で最初は仕事をしていました。
実力不足により持ち帰った仕事はあったが、土曜日の午前中までに終わらせられた。その後は家事、買い物、趣味など好きなように過ごす生活を送っていました。
しかし。本社の命令による組織の変更、そして大量の仕事の追加により職場環境が激変。
(職場環境の変化についてはこちら↓)
今まで土曜の午前中までに終わらせた持ち帰り残業が日曜までにやるように。理由は「週5」から「週6」勤務による変更。土曜まで仕事になったため、日曜まで仕事をしないと間に合わなくなってしまったのです。
また、仕事を終わらせても家事や買い物があるので日曜でも休む暇はありません。ならせめて平日は早く寝よう...と思っても帰りが遅くなる日が増えたのです...。
そこから夕飯、お風呂、持ち帰り残業とストレスによる不眠症により、自然と2、3時間だけ寝るのがだんだん当たり前に...。(※寝不足の分は車通勤だったので、車の中で寝てなんとかカバーしていました)
一度持ち帰り残業を辞めようと考えたのですが...できませんでした。
仕事が終わらないと遅れが生じてしまうからです。当然そうなったら依頼主(本社や駐在員)は許してくれません。
なら仕事の量を減らすのをお願いしてみる...のもできませんでした。
現地スタッフ、駐在員、先輩の現地採用のみんなが仕事でいっぱいで余裕がなかったから...。
それを見た私は「仕事を減らしてください」とお願いすることができなかった。
自分だけが大変じゃない…。
そう考えながら持ち帰り残業付きの週6日の生活を続けるのでした。
だが、自分の気持ちは誤魔化せても体は正直だった。あまりの長時間労働に次の変化が体に襲う。
・ハンマーで叩かれるような頭痛
・めまい
・激しい吐き気
・食欲がなくなる
食欲がなくなった私は食べ物を見ると気持ち悪くなるという状態にまでなってしまう。
これではいけない!と何とか食べれたブドウ数粒を口に運ぶ日々を過ごすように。
(フィリピンのおいしいバナナとマンゴも食べれませんでした...)
おかげで体重はみるみるうちに減るように。
やったー!自然ダイエットに成功!!
なんて喜べません。
なぜなら、不健康なやせ方をしていたから...。
それと同時にさらなる変化が襲ってくる。
いつも通り、持ち帰り残業していた時のことだった。
やっても減らない仕事。
仕事漬けの毎日。
いつまで...
こんな日が続くの...。
いつしか私は毎晩泣きながら仕事をするようになってしまったのです。
それだけではない。会社にいる時や外で買い物しに行ってる時でも、何もないのに油断すると泣きそうになった。
私は感情のコントロールを失いかけていたのでした。
これは本当にヤバイ。
精神まで相当弱っている状態から立ち直るために目標メモを何度も見て自分を励ました。
(目標メモを書いた日についてはこちら↓)
が、ある日。
とうとう体が動かなくなってしまう...。
つづく
(続きはこちら)
(※2018/2/28 一部、追記と修正をさせていただきました)