※タイトルと一部の表記を変更しました(2018/2/8)
フィリピン就職エージェントの社長との面談から翌日。担当エージェントから記入するべき登録書がメールで届きました。開いてみると内容は全て英語でした。 就職希望先がフィリピンだから?海外就職することを実感しながら送られた登録書を記入していく。
名前、住所などの基本情報、パソコンスキル...。順調に書き終わると思ったら、ある項目で手が止まってしまう。その項目名は、
『Character Reference (推薦者または人物照会先)』
推薦者?!私が希望しているのは日系企業...推薦者はいらないのでは?!
実は外資系企業の場合は推薦者がいることを知っていたのでいずれは訪れるであろうと覚悟していました。でもまさかここで求められるとは夢にも思いませんでした。
一人でしばらく動揺した後、すぐ担当者に「推薦者は本当にいるんですか?」とメールしました。
『はい。お願いします』(恐らく笑顔)
精神へのダメージ抜群です。
想定外の事態にしばらく放心状態になりました。
推薦者…どうしょう…。誰に頼めばいいんだ。こんな私の推薦者になってくれるボランティア精神満載の人が一体どこにいる…。悩んだ末、私はある結論たどり着いた。
退職した会社の部長にお願いするしかない。
まさか元上司に新しい職場探しの推薦者をお願いすることになるなんて…。
もの凄く気まずい気持ちで私はかつての上司達にメールで連絡をとりました。謝罪しながら事情を説明して、推薦者になってくれませんか?とお願いしました。辞めた後も迷惑をかけるなんて…と申し訳なく思っていると返事が来た。
ビクビクしながら見てみると…、
『もちろんいいですよ。いい就職先見つけてね』
本当に本当にありがとうございます!!
辞めてもなお優しい上司のおかげで推薦者の項目を何とかクリア出来ました。
同時に職場の人間関係がいかに大事なのか思い知りました。自分がいつか上の立場になったら同じように周りに優しくしょう。そんなことを考えながら、どうにか書きあげた登録書を担当エージェントに提出。
本当に仕事紹介してくれるかな…と心配していると担当エージェントから『求人のご紹介』のメールが届くのでした。
※後日、担当者から「推薦者はいるほうがいいですけど、なくっても問題なかったですよ!」ことを知りました…。